メンテナンス
アルプスウォーターでは、お客様のために「アフターサービス」が一番大事だと考えます。
お客様に浄水器システムを長く最良な状態でご利用頂きたいので
年に一回のメンテナンスをお願いします。
もし年一回のメンテナンスをおろそかにしてしまいますと、タンクの空気圧が低くなったり、メインのフィルター(メンブレン・フィルター)の洗浄が出来ないため、水の出が悪くなったり、状態が深刻になりますと樹脂の磨耗で水漏れの原因になったりすることもあります。
基本メンテナンス内容(お客様のお住いの地域に依っては別途交通費が必要な場合があります。)
プレフィルター2本とポストカーボンフィルター1本の交換。
1st 5ミクロン繊維フィルター
5ミクロン以上の浮遊物質を捕まえてデリケートな逆浸透膜を守ります。
2nd 高性能抗菌活性炭フィルター
逆浸透膜は塩素に弱いという性質があります。直接塩素を含む水道水に曝されると次第に逆浸透膜は劣化して行きます。塩素が投入されている水道水は遊離残留塩素を充分に除去して逆浸透膜を保護しなければなりません。
4th ポストカーボンフィルター
顆粒活性炭を使用し最後に味を調えます。
1年間良好な状態でピュアウォーターを御利用頂くために、年1回のプレフィルターの交換はとても重要でございます
水質チェック、TDSメーターに依る除去能力検査。
1年間使用すると初期値でTDS(蒸発残留物量)が10ppm位だったものが15~20ppm位に上昇している事があります。1年間ご使用後の逆浸透膜の状況をチェックします。
※逆浸透膜の劣化の様子は概ね2つのパターンがあります。
1)除去能力が落ちてTDSの数値が上昇する。
2)逆浸透膜が目詰まりし、浄水の出来るスピードが遅くなる。
水が出来ていても浄水の品質が落ちている事もありますので注意が必要です。
造水速度と排水速度の測定
ピュアウォーターの造水速度を測り設定された能力が出ている事、必要とされる排水量が確保されている事を確認します。
必要とされる排水量が確保出来ないと逆浸透膜の劣化、目詰まりの原因となります。
逆浸透膜のフラッシング洗浄
排水を絞っているフローコントロールを外して逆浸透膜の表面に水を高速で流し、表面を固着した不純物を吹き飛ばし、除去能力を改善します。
※フラッシング洗浄を行ってもTDSの数値が改善しない場合は逆浸透膜フィルターの交換がします。
タンク消毒と空気圧補充
タンクに塩素を注入して消毒を行います。
ROのピュアウォーターは消毒剤の無い水ですが、細菌の餌となる栄養素も存在しないため、細菌が繁殖しずらい状況にあります。しかし、長期間の使用を前提とすれば衛生面にも万全の対策が求められます。
1年に1回タンクの消毒を行い、タンク内部を初期状態に戻す必要があります。
その他
ゴムパッキン等、消耗部品があれば交換します(交換部品によっては部品代を頂く場合があります)。
御自分でメンテナンスされる場合
御自分でメンテナンスされる場合はフィルターのみの購入も出来ます。御自分でのメンテナンスには水質を計測するTDSメーターが必須アイテムです。
御自分でメンテナンスされる場合
御自分でメンテナンスされる場合はフィルターのみの購入も出来ます。御自分でのメンテナンスには水質を計測するTDSメーターが必須アイテムです。