フィルター(アンダーシンクタイプ)

フィルター(アンダーシンクタイプ)

逆浸透膜フィルターは殆どの不純物を分子・原子・イオンレベルで除去出来る優れたフィルターですが、
全ての仕事を逆浸透膜フィルター1本にさせてしまうと負荷が高く逆浸透膜の寿命を縮めてしまいます。
そのため逆浸透膜の手前には必ずプレフィルターを設置する多段式のフィルター構成となります。

弊社ではメンテンスの一環としてプレフィルター、ポストカーボンフィルター、メンブレンフィルターを交換致します。
1st 5ミクロンセディメントフィルター(年1回)
2nd 高性能活性炭フィルター(年1回)
3rd メンブレンフィルター(2~3年毎)
4th ポストカーボンフィルター(年1回)

 

1st 5ミクロンセディメントフィルター
5ミクロン繊維フィルター、水垢、さび等、大きな不純物を除去し逆浸透膜の負荷を軽減します。

耐用期間の目安 1年

 

2nd 高性能活性炭フィルター

シート状ブロック活性炭を使用していますのでカーボンの微粉塵が逆浸透膜や細い排水経路を詰まらせる
心配がありません。また粒状活性炭と異なり遊離残留塩素が活性炭に触れずにすり抜けてしまう、いわゆるリーク率が
非常に少なく長期間安定して遊離残留塩素を処理します。

遊離残留塩素の除去が目的です。逆浸透膜のポリアミド樹脂膜は塩素耐性が弱く長時間遊離残留塩素に曝されると
ポリアミド樹脂は溶けてしまいます。塩素投入がされている水道水に対しては前処理の活性炭フィルターの役目は非常に重要になります。前処理活性炭フィルターの劣化により膜表面が溶けた逆浸透膜は
浄水は出てきますが除去率が低下し蒸発残留物濃度は原水と変わらない場合もあります。目詰まりして浄水が出なく
なったらフィルター交換というのは間違いです。

耐用期間の目安 1年

 

3rd メンブレンフィルター=逆浸透膜45GPD

ROシステムの心臓部、1st~3rdまでのフィルターはメンブレンの寿命を延ばし、0.0001ミクロンの超微細な穴を守るために装備しています。

0.0001ミクロンのメンブレン孔が従来の浄水器では除去出来なかった分子原子レベルの大きさで存在する、有機物や重金属などのミネラルイオンさえも分離し、水分子だけを取り出し、集めます。

分離された不純物を含んだ水はメンブレン膜を洗いながら機外へ排水されるため、メンブレン膜は常に清潔に保たれ高い性能を長期間保持します。

耐用年数は水質、使用量などにより変動しますが7~10年使用できる場合もあります。

耐用期間の目安 2~3年

 

4th ポストカーボンフィルター

タンクに貯水した純水に使用直前で再度活性炭フィルターを通すことにより、溶解ガスや不快な臭気を取り除き、水のまろやかさを造り出します

耐用期間の目安 1年

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